生活支援体制整備事業
生活支援体制整備事業とは
高齢化の進展に伴い、ひとり暮らし高齢者や高齢者夫婦のみの世帯が増えています。このような中、誰もが住み慣れた地域で安心して暮らしていけるよう、多様な活動主体が連携・協働し、生活支援・介護予防サービスの提供および高齢者の社会参加促進を図ることを目的とした事業です。
上里町社会福祉協議会では、上里町と委託契約を締結し、「生活支援コーディネーター」を配置し、本事業に取り組んでいます。
生活支援コーディネーターの役割
- ①高齢者のニーズ、地域資源の把握
- ②資源開発(地域に不足するサービスの創出、サービスの担い手の養成、高齢者等が担い手として活動する場の確保等)
- ③ネットワーク構築(関係者間の情報共有、サービス提供主体間の連携の体制づくり等)
- ④ニーズと取り組みのマッチング(地域の支援ニーズとサービス提供主体の活動のマッチング等)
地域支え合い活動
日常生活のちょっとした困りごと(例:ゴミ出し、庭の手入れ、電球交換等)を、地域の住民同士で支え合う体制づくりを目指し、モデル地区である賀美小地区において、地域支え合い活動組織「賀美安心サポートの会」が発足し、令和3年度より活動開始しています。その後、神保原小地区において、「支え愛とおせっ会」が発足し、令和6年4月より活動がスタートしました。この取り組みを長幡小地区、七本木小地区、上里東小地区にも広げていくために、生活支援コーディネーターが地域支え合いの仕組みづくりを支援しています。
【賀美安心サポートの会】
- ①相談を受けるコーディネーター
- ②ゴミ出しをする協力会員
- ③草刈りをする協力会員
買い物支援(移動スーパー)
令和6年6月3日(月)より、上里町と株式会社カスミの締結した「地域の見守りと買い物支援活動推進に関する協定」に基づき、移動スーパーの運行を開始しました。
肉・魚・野菜などの生鮮食品、冷凍冷蔵品、日用品の約650品目を、軽トラック1台に載せて地域を巡回します。
どなたでもご利用できますので、ご家族やご友人、近所の方と一緒にコミュニケーションの場としてもお買い物をお楽しみください。
【販売場所・滞在時間】
近隣にスーパー等がない町内45地点に、週1回15分~20分間
【利用方法・運行スケジュール】
※令和6年7月30日より神保原公民館から石神社に販売場所が変更になりました。
なお、曜日や時間は変更ありません。
最寄りの販売場所がわからないなど、移動販売に関する質問は下記へお問い合わせください。
上里町社会福祉協議会 0495-33-4232